【期間】 2018年03月08日 ~ 2018年03月11日
【開催地】 東京国際フォーラム
9ヶ国の駐日大使が推薦する、今後グローバルな活躍が期待されるアーティストの国際展「World Art Tokyo—パンゲア・テクトニクス—」を開催しました。
この国際展のキュレーションを、東京藝術大学大学院のアートプロデュース専攻の学生が担い、AFT2018の入場無料エリア、ロビーギャラリーで開催しました。
展覧会テーマは、「パンゲア・テクトニクス— 地殻変動するアート ⇄ ものがたりの分岐点 —」。およそ2億5000万年前、地球上の大陸はひとつにつながっていました。その超大陸は「パンゲア」と呼ばれています。プレート・テクトニクスという理論によって、このパンゲアは長い月日を経て大陸移動し、現在の地球上の6大陸に別れたと説明されています。また現在も各大陸は少しずつ移動し、遠い未来にまたひとつの超大陸としてつながるとも言われています。
本展覧会は、世界中様々な大陸にある各国大使館から推薦されたアーティストたちを、「パンゲア・テクトニクス」というコンセプトでひとつの展覧会にまとめることによって、地球史の長大な時間軸から現代アートを見つめる方法を提案。そうした大きな視野によって、それぞれの国のアート、文化、美学の共通点や差異を、普段とは違う形で発見することが可能になるでしょう。また、まるで地球上の各プレートが互いを動かすように、相互に影響し合いながらユニークに浮かび上がっていく、各国のアーティストが生み出す新しい「ものがたり」の多様性も、本展で体感することができるでしょう。
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