東洋古陶磁の専門美術商で、1979年4月東京日本橋に設立。創立者である代表取締役浦上満は大学卒業後、古美術界の老舗 繭山龍泉堂に入社、5年間の修行後、独立し日本橋に浦上蒼穹堂を構えた。屋号の「蒼穹堂」は作家の故立原正秋氏の命名で、今も直筆の扁額が店に掲げられ、その由来は氏のエッセイにも著されている。中国、朝鮮半島、日本の古陶磁を主に取扱い、青銅器、漆器、浮世絵(主に葛飾北斎)なども扱っている。数多くの展覧会を企画、主催し、コレクター、美術館、作家など各方面に大きな反響を呼び、多くのメディアに取り上げられてきた。作成した展覧会カタログも内外の研究者から学術的にも高い評価を得、サザビーズ、クリスティーズなどのオークションカタログに作品解説の参考文献として引用される。美術館、博物館の企画展にも協力、出品依頼が多数あり、1994年東京国立博物館で催された「中国の陶磁」展には全343点(国宝3点重要文化財30点を含む)中、42点を出品協力。個人コレクターを主眼におきながら、東京国立博物館、大阪市立東洋陶磁美術館など国公立の美術館や、出光美術館はじめ財団法人の美術館やアメリカの美術館にも数多く作品を納めてきた。
Art Fair Tokyo 2021
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