YUGEN Galleryは現代アートを中心に、独自の表現を追求する多様なアーティストを紹介している。昨年9月には福岡に2拠点目を開設し、東京と福岡をまたいで、地域と文化の多様性を軸に発信の場を広げている。最近では、日本の若手・中堅作家を定期的に紹介するほか、韓国出身の人気作家によるアート・コレクティブ展を開催し、国際的な視点を取り入れた企画も積極的に展開。また、従来の「書」の枠を超えた多彩なアプローチを提示するARTSHODO展は、美術史的にも意義ある試みとして高い関心を集め、学術的評価を得るアート関係者の来場も多く見られた。さらに、社会的関心の高いテーマにも取り組み、広島のタメンタイギャラリーと連携した「平和」を考えるグループ展や、能登地震で破損した人間国宝作家の陶器を記録した蓮井幹生による写真展も開催している。アートフェアにも継続して参加しており、初出展から短期間で実績を大きく伸ばし、2回目の出展では販売実績が2倍以上に拡大。設立からわずか3年目ながら、国内外のアートシーンにおいて着実に存在感を強めている。今後も創造と市場の両面から、現代アートの可能性を広く届けていくことを目指している。
Art Fair Tokyo 19 (2025)
出展予定作家又は作品:
西元祐貴/長尾洋/増田将大
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